September 23, 2008

原油価格が過去最大の上げ幅

5b1f2811.jpg <米市場>大荒れ、トリプル安…原油価格が過去最大の上げ幅
22日の米国市場は、前週末に米政府が発表した金融危機対策の実現を危ぶむ見方が台頭したことなどから、株価が急落したほか、ドルが円やユーロに対して大幅に売り込まれ、長期金利が上昇。一時的に株、ドル、債券がいずれも下落するトリプル安に陥った。また、ドル安の進行を受けて原油価格が急騰、過去最大の上げ幅を記録し、一時、約2カ月ぶりに1バレル=130ドルをつけるなど市場全体が大荒れとなった。

 ニューヨーク株式市場は、ダウ工業株30種平均が一時、前週末終値比396.24ドル安の1万992.20ドルまで売られた。終値でも同372.75ドル安の1万1015.69ドルと今年4番目の下げ幅を記録。取引開始前に三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)による増資引き受けを発表した証券大手モルガン・スタンレーは同0.4%安とほぼ横ばいだったが、大半の金融株は大幅下落した。

 ドルは、信用不安の台頭で売り込まれた。円相場は午後5時現在、前週末比1円93銭円高・ドル安の1ドル=105円47〜57銭。また、債券市場は、株価の大幅下落にもかかわらず、金融危機対策で財政赤字が膨らむとの見方から債券価格が下落。長期金利の指標である10年物米国債利回りは前日比0.02%上昇し3.84%となった。

 ドルの急落で、ドル建てで取引されている原油先物市場の割安感が強まり、指標の米国産標準油種(WTI)10月渡しは一時、前週末終値比25.45ドル高の130ドルちょうどまで急騰。終値は同16.37ドル高の120.92ドルまで値を上げた。終値ベースで8月21日以来、約1カ月ぶりに120ドル台で取引を終えた。

9月23日19時31分配信 毎日新聞より

月曜はSell, sell, sellでしたね゚(゚´Д`゚)゜。ウァァァン。
日本の国家予算クラスのbailoutで、一時は株価が持ち直すかと
思いましたが本質の解決になっていない、と市場は判断したようです。
そして、株と債券からオイルへ資金が移動したのでしょう。

この不況中にどう投資を続けてよいのか疑問を持ち始めました。
アメリカのhousing bubbleが発端となり、Great Depressionの再来を
感じます。当時の事を一度じっくり振り返ろうと思います。


taich5423 at 21:11│Comments(0)TrackBack(0)

トラックバックURL

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔